「左記」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「左記」とは? ビジネス用語

ビジネスの現場では、さまざまな用語が使われます。

その中には、時にはその使用法を間違って覚えているケースもあります。

ここでは、「左記」という言葉のビジネスでの使われ方に関して詳しく解説します。

「左記」とは?

「左記」とは、「さき」と読み、文字通り「左側に記述した」という意味です。

通常は、縦書きの書面の中でその文章よりも左側に来る記述、つまり、その文章よりも順番的に後に登場する文章のことを表す言葉です。

これに対して前に登場した文章は「右記」ということになります。


「左記」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「左記」をビジネスで使用するのは、手紙や論文、正式な書状や論文、招待状のような形式が重要とされる文書の中です。

したがって、「左記」を使用する場合には、本当に「左記」であることが重要です。

つまり、ビジネスメールはほぼ横書きであることを考えるとメールの中では、使用できないということになります。

同じように会話の中で使用することはできません。


「左記」の正しい文章表現

ここでは「左記」の正しい表現に関して解説します。

前述のように、この言葉は、左から右に順番に記述していく、縦書きの日本語の中にあって初めて機能するものです。

したがって、横書きの文章の場合は、後に来る文章は「左記」ではなく「下記」を使用するのが正しい表現です。

これに関しては、どちらでも問題ないような表現として「後述」というものもあり、その対義語である「前述」は、横書きのこの記事の中でも使われています。

「左記」を使った例文

・『この製品の詳細なスペックに関しては左記のとおりです』
・『来週の会議の場所や議題に関しては左記の通りに実施されます』

まとめ

この記事では、「左記」のビジネスでの使い方に関して解説してきました。

今回ご紹介した言葉以外にも、使い方が難しい言葉はたくさんあります。

この機会に言葉に関する知識を蓄えておきましょう。

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