この記事では、「延長することが可能です」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「延長することが可能です」とは?
「延長することが可能です」は、現在相手に与えている期限や締め切り日などを、遅らせることができると伝える丁寧な表現です。
「延長+することが+可能+です」で成り立っている語で、「延長」は「長さや期間を延ばすこと」という意味、「することが」の「する」は動作を表す語、「こと」は「対象となるものを表す語」、「が」は格助詞、「可能」は「あるものごとができる見込みがあること」という意味、「です」は丁寧語、全体で「期間を延ばすことができる見込みがある」の敬語表現です。
「延長することが可能です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「延長することが可能です」は、こちらが定めた、或いは公的に定まっている期日や締め切り時間を、相手にやむを得ない事情がある場合、延ばすことができる時に使われます。
期限や時間を遅らせても特に処理や結果に不都合が生じないことが前提です。
相手の事情を踏まえてどうしてもそうするしかない時に使うことが大切で、自己判断で勝手に使わない様にしましょう。
「延長することが可能です」の正しい敬語表現
「延長することが可能です」の正しい敬語表現は以下の通りです。
『延長可能でございます』
「延長すること」がまわりくどいので省略します。
「ございます」は動詞「ある」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」が付いた「ござります」の音変化です。
「延長することが可能です」を使った例文
「延長することが可能です」を使った例文は以下の通りです。
『申し込み締め切り日は延長することが可能です』
あるサービスの申し込みに関して、何らからの事情が認められた場合、締め切りを遅らせることができると伝えています。
『ご利用時間は延長することが可能です』
あるサービスを現在利用している顧客に対して、次に予約が入っていなければ時間を延ばすことができると伝えています。
「延長することが可能です」の類語や言い替え
「延長することが可能です」の類語や言い替えは以下の通りです。
『先延ばしすることが可能です』
「先延ばし」は「ものごとの処理・解決や期限などを、それより後にすること」という意味です。
『延長しても問題ございません』
「問題ございません」は「問題ない」の敬語表現で、「特に困難が生じることはない」という意味です。
『延長しても差し支えございません』
「差し支え」は「何かをする際に都合のわるいこと」という意味です。
まとめ
今回は「延長することが可能です」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。