この記事では、「しかるべき措置をとらせていただきます」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「しかるべき措置をとらせていただきます」とは?
「しかるべき措置をとらせていただきます」は、迷惑を受けた相手に対して、迷惑行為をやめる様に呼び掛ける丁寧な表現です。
「しかるべき+措置+を+とらせて+いただきます」で成り立っている語で、「しかるべき」は「然るべき」と書き、「そうあるべき」「ふさわしい」という意味、「措置」は「特定の目的を達成するために行われる行動や手段」という意味、「を」は接続助詞、「とらせていただきます」は動詞「取る」の使役形「取らせる」の連用形「取らせて」に、接続助詞「て」が付いた語、「いただきます」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の連用形「いただき」に、丁寧語「ます」が付いた語、全体で「ふさわしい行動や手段をとらせてもらう」の敬語表現になります。
「しかるべき措置をとらせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「しかるべき措置をとらせていただきます」は、迷惑行為を繰り返す相手にをけん制して、やめない場合には状況に応じて法的な手段を取ると意思表示する時に使われます。
相手にとって強くけん制する表現ですので、上司や周囲の人とよく検討して、方向性を一致させてから使いましょう。
「させていただく」は過剰敬語で「相手の許可が必要な場合」「自分にメリットがある場合」にのみ使えます。
ただし、慣習的に非常にへりくだった表現として使われることもあり、必ずしも間違いとは言えません。
「しかるべき措置をとらせていただきます」を使った例文
「しかるべき措置をとらせていただきます」を使った例文は以下の通りです。
『これ以上業務妨害が続いた場合、しかるべき措置をとらせていただきます』
迷惑電話やクレーマーなどに対して、毅然とした態度を取る時に使われます。
『社内での違法行為が見つかった場合、しかるべき措置をとらせていただきます』
社内でハラスメント・盗撮・横領・詐欺などの違法行為をする従業員がいた場合、告訴や処分する可能性があることを伝えています。
「しかるべき措置をとらせていただきます」の類語や言い替え
「しかるべき措置をとらせていただきます」の類語や言い替えは以下の通りです。
『しかるべき対応をさせていただきます』
「対応」は「状況に合わせて事をすること」という意味で、やや軽いニュアンスになります。
『適切に対処させていただきます』
「適切」は「状況・目的などにぴったり当てはまること」という意味、「対処」は「問題や困難な状況に見合った行動や手段」という意味です。
『相応の措置を取らせていただきます』
「相応」は「ある状況や条件に対してふさわしいこと」という意味です。
まとめ
今回は「しかるべき措置をとらせていただきます」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。