この記事では「注意するとともに」について解説をします。
「注意するとともに」とは?意味
気をつけてそして、という意味です。
「注意」には、気をつけることという意味があります。
「する」は動作や行為を行うという意味です。
「ともに」は、あることと一緒に別の事柄が起こるさまを表します。
「春の訪れとともに花が咲く」のような使い方をするもので、この例の場合だと、春が来るということと花が咲くということが同時に起こっていることを表しています。
「注意するとともに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側に不注意があったときに用います。
普段から注意をしていれば、わざわざこのような言葉を述べる必要はないでしょう。
この言葉を述べる必要があるということは、注意が行き届いていなかったということです。
不注意によって不都合な事態が生じることがあります。
たとえば、資料に間違いがあった、機械の操作を誤ってしまったなどです。
そういったことがあったならば謝罪をします。
この言葉の場合「ともに」の後に「こうします」という言葉が続きます。
注意をするだけでなく、同時に他の事柄もするのです。
注意をしてそして指導もする、注意をしてそして情報を行き届かせるなど、何かを同時にするときにこのような表現をします。
注意は敬意を表す言い方にする必要はありません。
その行為を行うのが話し手側で、その行為が誰かに対するものではないからです。
「注意するとともに」を使った例文
・『注意するとともに指導を徹底してまいります』
「注意するとともに」の返答や返信
これからは何かを気をつけるようなので、「気をつけてください」の意を伝えておくとよいでしょう。
何度もしつこく注意をすると相手を不快にさせてしまいます。
相手は自分の不注意をよくわかっているはずなので、しつこく注意をすることは控えた方がよいでしょう。
行動に関して指導をした方がよいことがあれば、指導をしてください。
それによって今後の行動が変わると期待できます。
まとめ
この言葉は、話し手側が十分に気を配れていなかったときに用いるものです。
十分に気を配っていないと不都合が生じることもあるので、これからは気をつけましょう。
そして、気を配ると同時にどうするのかも伝えてください。