ここでは「添付いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「添付いたします」とは?
「添付いたします」は、2つの意味で用いられます。
1つは、何かを添えるという使い方で、「詳しい資料は別紙にして添付いたします」のように使います。
それを一緒にするという意味になり、ビジネスシーンでもよくこのように用いられています。
もう1つは、メールにそうするといった使い方で、そのメール中で「○○の資料を添付いたしますので、どうぞご確認ください」といったような用い方になります。
この時には、電話で「それでは、後ほどお送りするメールに添付いたします」のように用いることもできます。
「添付いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「添付いたします」をメールの方で用いる場合、ビジネスシーンではワードやエクセル、PDFのファイルなどをそうすると使う場合がよく見られます。
写真を画像ファイルにしたものや動画ファイルのこともありますが、注意点として、特にその動画の場合にはサイズがとても大きくなることがあり、相手側がうまく受信できないケースがまま見られます。
メールとして添付ファイルの大きさに特に上限はありませんが、概ね5MBを超えるような時には(いくつかをまとめてそうなる場合も)、それくらいのサイズになると事前に伝えておくのがマナーです。
「添付いたします」を使った例文
・『追加資料も一緒に添付いたしますので、そちらもご確認ください』
・『パンフレットをPDFファイルにして添付いたしますので、どちらのアドレスまでお送りすればよろしいでしょうか』
「添付いたします」の類語や言い替え
・『添付ファイルでお送りいたします』
こちらはメールの方で使う場合の言い替えになります。
「添付ファイル」とはっきりと使っているので、それにして送ると言っており、先に挙げたワードのファイルなどが対象になり、元は紙媒体だったものをそうする場合には、「添付ファイルにして〜」という使い方をするといいでしょう。
まとめ
「添付いたします」は、それに何かを添えて一緒にする、またはメールにそうするという使い方ができる表現です。
近年では後者の用い方がよく見られますが、その時には類語で挙げた「添付ファイルで〜」と使うと分かりやすいので、そちらで用いることも多いです。