「さほど」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「さほど」とは? ビジネス用語

この記事では「さほど」について解説をします。

「さほど」とは?意味

それほど、という意味です。

この言葉は、たいしたことではないさまを表します。

漢字で書くと「然程」です。


「さほど」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄がたいしたものではないことを指して用います。

この言葉だけで使うことはありません。

上司から叱られたAさんのことで説明をします。

Aさんはあることがあって、上司から叱られました。

いろいろと言われたようで、上司のもとに行ってから自分の席に戻ってくるまで、それなりに時間がかかっていました。

このことを知っている先輩は、Aさんはきっと落ち込んでいるだろうと思いました。

ところが、Aさんを観察すると落ち込んでいるようには見えません。

励ましの言葉をかけたのですが、叱られたことは特に気にしていないといいます。

このことをAさん側から表現すると「さほど気にしていません」となります。

今度は時間のことで説明をします。

あることをするようにとBさんが頼まれました。

頼んだ側はどれくらい時間がかかるのか知りたく、それを終わらせるまでにかかる時間をBさんに尋ねました。

頼まれた事柄はすぐにでも終わりそうです。

このことを「さほど時間はかかりません」と表現します。

この表現は時間に関して曖昧なので、ある程度の時間がわかるならば、数分程度など数字を出すとよいでしょう。


「さほど」を使った例文

・『さほど寒くはありません』

「さほど」の返答や返信

頼んだ事柄が終わるまでにそれほど時間はかからないと伝えられたときは、すぐにその事柄は終わるでしょう。

数十分以内に終わり、出来上がったものをすぐに受け取りたいときは、その場で待っていてもよいかもしれません。

修理をお願いして、それをすぐに受け取りたいといったときは、その場で待っていても差し支えないでしょう。

何かがあって声をかけて、たいして落ち込んでいない、たいして気にしていないと返事をもらったときは、その人のことはあまり気にしなくても大丈夫でしょう。

まとめ

この言葉は、たいしたものではないさまを表して用いるものです。

取り立てていうほどのものではないときに用いられています。

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