「運びとなっております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「運びとなっております」とは? ビジネス用語

この記事では、「運びとなっております」について詳しく紹介します。

「運びとなっております」とは?

物事の進み具合や決定していること、結果などを相手に伝えるフレーズです。

「運び」には物を運ぶという以外にも、「物事の進んでいく具合、段取り」といった意味があります。

「となっております」は、ある状態が現在進行形で成立していることを表していて、相手に対する敬意が含まれた表現です。


「運びとなっております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「運びとなっております」はかしこまった丁寧な表現なので、あらたまった場面で重要なことを報告する時などに用いられます。

結婚や退職の報告をする場合にも使われますし、会社を移転したいりサービスの終了を報告する場合などに使われることもあります。

ビジネスシーンでよく使われる表現ですが、日常的に起きる決定事項については使いません。

例えば早退する予定にしていた場合、早退する運びとなっておりますというとかなり大袈裟に感じられて不自然です。


「運びとなっております」を使った例文

・『8月には創立10周年の記念パーティーを開催する運びとなっております』
・『私事ではございますが、3月31日付けで退職する運びとなっております』
・『山田は来月、福島の支社へ転勤する運びとなっております』

「運びとなっております」の類語や言い替え

「運びとなっております」には、「することになっております」「する予定でおります」などの言い替え語があります。

「パーティーを開催する運びとなっております」「パーティーを開催することになっております」に言い替えることができ、意味に違いはありません。

「することになっております」の方がカジュアルな表現で、日常の会話でも用いられます。

「運びとなっております」の方がかしこまった表現になるので、あらたまった場で使われています。

それから「予定しております」はそれをすることが決定しているので、「運びとなっております」と意味にほとんど違いはありません。

まとめ

「運びとなっております」は、物事の進み具合や決定していること、結果などを伝えるフレーズです。

「することになっております」「する予定でおります」などの言い替え語があります。

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