「開催したいと思います」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「開催したいと思います」とは? ビジネス用語

ここでは「開催したいと思います」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「開催したいと思います」とは?

「開催したいと思います」は、その主催となってイベントなどを開きたいと思っているという意味になります。

この「開催」は、それなりの規模になる催事を開くという意味になるため、使う側が限られる表現です。

よって、定期的にそういったイベントの類いを開いている専門の会社や、比較的規模の大きな小売店などが用いることが多く、いつそうするといった使い方がよく見られます。

例えば、「○月△日より、サマーセールを開催したいと思います」と用いるという具合で、このような告知に使われる表現です。


「開催したいと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「開催したいと思います」は、先のようにある程度の規模になるイベントなどを開くという意味になります。

ですが、そこまでいかない規模の催しの類いにも、多少大袈裟ながら用いることができ、仲間うちで「これから抽選会を開催したいと思います」のように使う例がそれになります。

ただし、きちんと用いる場合には「開きたいと思います」とするべきで、そのような仲間うちや社内などの場でのみ、その手の使い方をすることができると考えてください。

また、口語、文章は問わない表現なので、そのどちらでも用いられています。


「開催したいと思います」を使った例文

・『来月にはこの店舗全体で歳末大セール開催したいと思います』
・『今年は諸事情で中止となってしまいましたが、来年こそは開催したいと思います』

「開催したいと思います」の類語や言い替え

・『執り行いたいと思います』
この「執り行う」という表現は、祭典や儀式などを開くという意味で用いられます。

そのため、似た使い方ができますが、イベントの類いには適しておらず、厳粛に開かれるそれらが対象になります。

よく使われるのは、「予定通りに入学式を執り行いたいと思います」といったような用い方で、この場合には「開催〜」と使うのは適していません。

まとめ

「開催したいと思います」は、それなりの規模になる催しものを開きたいという意味で用いる表現です。

気心が知れた間柄であれば、数人程度のそれに対して使うこともできますが、その時にはわざと大袈裟な表現を用いることになるので、周りの空気感などを考えた上で使ってください。

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