ここでは「内容をご確認いただけますでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「内容をご確認いただけますでしょうか」とは?
「内容をご確認いただけますでしょうか」は、その相手に何かの内容を確認してもらえるようにと伝えるための表現です。
「そちらについてはお手数ですが、先にお渡しした資料の内容をご確認いただけますでしょうか」といったような使い方になり、丁寧にそうして欲しいと伝えるために用いられます。
この「いただけますでしょうか」といった使い方ですが、よく二重敬語になるので間違いではないかと指摘される場合があります。
ですが、特にそうとはなっておらず、このままの形で問題なく使うことができます。
「内容をご確認いただけますでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「内容をご確認いただけますでしょうか」は、先のように問題なく使える表現になっていますが、その懸念(相手に二重敬語だと思われてしまうのではないかといった)がある場合には、「内容をご確認いただけますか」とするとよく、そちらでも丁寧な使い方で、ビジネスシーンで他社に対して用いても失礼になることはありません。
この表現が間違いだと思われてしまう背景には、「できますでしょうか」といった使い方と同じだと思われているためで、そちらは二重敬語になるので間違いになりますが、「いただけますでしょうか」は正しい表現です。
「内容をご確認いただけますでしょうか」を使った例文
・『恐れ入りますが、袋の内容をご確認いただけますでしょうか』
・『計算ミスと思われる箇所がありますので、先のファイルの内容をご確認いただけますでしょうか』
「内容をご確認いただけますでしょうか」の類語や言い替え
・『内容をご確認くださいますでしょうか』
こちらにしても意味が変わることはなく、「〜いただけますでしょうか」の敬語表現になります。
そちらは謙譲表現となっていますが、実際には特に変わることはなく、どちらを使っても丁寧に相手にそうして欲しいと伝えることができます。
まとめ
「内容をご確認いただけますでしょうか」は、何かの内容を確認して欲しいと伝えるために用いられます。
よく言われる二重敬語にはなっていないため、このままで問題なく使うことができますが、その不安がある場合には「内容をご確認いただけますか」という形にして用いるといいでしょう。
