人に怒られてしまった出来事を語る時に「厳しいお叱りがありました」が使われます。
スピーチの中でも使われがちなこの表現は、どう使うべきなのかなど、気になるところを確かめてみましょう。
「厳しいお叱りがありました」とは?
他者から強く過失をとがめられた出来事について、人にお伝えする時の表現です。
「厳しいお叱りがありました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務上でのミスは誰にでもありますが、重大な失敗をすると上司などから厳しく叱られるケースがあります。
過去にそのような出来事があったことを人に語る時に、「厳しいお叱りがありました」を使うことができるでしょう。
例えば人前でのスピーチや、季節の挨拶状の中で使うこともできます。
ただ「ありました」の形にすると相応しくないと感じる場合、「ございました」などに言い換える必要があるかも知れません。
「厳しいお叱りがありました」を使った例文
・『あまりに酷い過ちをしでかした為に、厳しいお叱りがありました』
・『予想外に厳しいお叱りがありましたので、とても驚いた覚えがあります』
「厳しいお叱りがありました」の類語や言い替え
「厳しいお叱りがございました」は、あるの丁寧語である「ございました」を用いている、礼儀正しい表現です。
「厳重に注意されました」は、とても厳しいことを表す「厳重」と、気をつけるよう戒められる意味がある「注意」を用いて、ひどく叱られたことを現しています。
「厳しく叱責を受けました」は、上司が下の者を厳しく注意する意味の「叱責」を用いて、それを受け止めたことを表す言い方です。
まとめ
過去に過ちをおかして怒られた出来事を人に告げる時に、「厳しいお叱りがありました」を使うことができるのでした。
これは場合によっては「ございました」のように言い換えをすると、丁寧さが増すでしょう。
他にも「厳しく叱責を受けました」などのような言い方も可能です。
