「宜しければ」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「宜しければ」とは? ビジネス用語

この記事では、「宜しければ」について詳しく紹介します。

「宜しければ」とは?

相手にお伺いを立てる時に使用する言葉、差し支えなければとか支障がなければという意味になります。

「宜しい」を仮定形にしたのが「宜しければ」で、「宜しい」には「差し支えない、都合が良い、許可する」といった意味があります。

敬語ではありませんが、丁寧な言葉なので目上の人に対しても使用することができます。

また、「宜しければ」は何かをお願いする場合に使用することもあります。


「宜しければ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「宜しければ」は幅広いシーンで使われている言葉で、ビジネスメールで使うこともありますし会話で使うこともあります。

「宜しければこちらでお待ちください」というように、お店のスタッフが客に対して使ったりもします。

この場合、「こちらでお待ちください」と言うだけだと命令されているように感じますが、「宜しければ」をつけることで柔らかい印象になります。

「よければ」とか「よかったら」「宜しければ」と意味は同じですが、「宜しければ」の方が丁寧です。

親しい間柄での会話であれば、「よければ」「よかったら」を使うこともあります。


「宜しければ」を使った例文

・『ご来場の皆様に記念グッズをお配りしておりますので、宜しければお持ちになってください』
・『あと10分程でショーが始まりますので、宜しければご覧になってください』

「宜しければ」の類語や言い替え

「宜しければ」には、「差し支えなければ」とか「可能であれば」などの言い替え語があります。

「差し支えなければ」は不都合や問題がなければという意味で、「宜しければ」「差し支えなければ」という意味を持っています。

そのため「差し支えなければ」に言い替えることができます。

また、「可能であれば」「もしできるなら」という意味になります。

ただし、「可能であれば」は能力の有無に関わることでもあるので、目上の人に対しては失礼になってしまうことがあります。

その場合には、「宜しければ」「差し支えなければ」を使う方が適しています。

まとめ

「宜しければ」は、相手に対してお伺いを立てたりお願いしたりする時に使用するフレーズです。

差し支えなければとか支障がなければといった意味があります。

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