「不備や不足等ないとのこと」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「不備や不足等ないとのこと」とは? ビジネス用語

ここでは「不備や不足等ないとのこと」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「不備や不足等ないとのこと」とは?

「不備や不足等ないとのこと」は、こちらから用意した何かに対し、不具合や不足などの間違いはないと伝えられた際に、その返答として用いる表現になります。

具体的には、その相手から商品類の発注があり、それを発送した後に特に問題は無かったと伝えられた時に「お送りしました内容に不備や不足等ないとのこと、安心いたしました」のような用い方になるという具合です。

このままの形ではほとんどがこういった使い方に限られてしまう表現なので、場合によって語尾を換えて、他のいくつかの用い方をされています。


「不備や不足等ないとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「不備や不足等ないとのこと」は、先のように語尾を変えることで、色々な用い方をすることができます。

例えば、「不備や不足等はありませんか」とすれば、逆にこちらからそういったものはないかと訊ねる使い方になり、「不備や不足等ありましたら」とすると、それがあった時には、と続けて用いることができます。

これらの形はよく見る使い方で、前者では「そちらに到着している頃だと思いますが、中身に不備や不足等はありませんか」のように用いられ、後者の方は「内容に不備や不足等ありましたら、至急ご連絡ください」などと使われています。


「不備や不足等ないとのこと」を使った例文

・『お届けしました内容に不備や不足等ないとのこと、わざわざお知らせいただき、ありがとうございました』
・『特に何かに不備や不足等ないとのことでしたので、そのままご使用いただければと思います』

「不備や不足等ないとのこと」の類語や言い替え

・『過不足ないとのこと』
こちらは数や量が多かったり、少なかったりしていないと伝えられた時の返答になる表現です。

よって、それがポイントになる内容で送付したものに、きちんと合っていたと言われたことに対して、「過不足ないとのこと、安心いたしました」などと用いられています。

まとめ

「不備や不足等ないとのこと」は、何かに不具合や不足がないと伝えられた際の返答として用います。

それに対して安心したなどと続けて使われていますが、語尾を変えた形でそういったことはないか、もしあった時には、といったように用いられることも多い表現です。

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