世の中や誰かのために尽くしているような、「献身的」な人を見る機会があります。
思いやりある献身的な行動は褒められることが多いですが、その使い方などについて確かめてみましょう。
「献身的」とは?
自分の存在を犠牲にしてまでも、何かの物事や人に尽くすことができる行動を現す言葉です。
「献身的」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
社会では何らかの活動に対して、会社では業務や同僚に、献身的な行動をする人を見かけることがあります。
そのような態度の人を話題にする時や、褒め称えるスピーチや手紙の中で、「献身的」を使うことになるでしょう。
スピーチなどで献身的を用いる場合には、その人物がどんなことに対して献身的であるか、明確にするほうが伝わりやすくなります。
また献身的であるからどう感じているのか、褒める表現を付け加え加えてみることも適切です。
「献身的」を使った例文
・『世の中を良くするために、献身的に活動する姿勢が現れています』
・『怪我をした家族を思いやって、献身的に行動する姿が見られました』
「献身的」の類語や言い替え
「犠牲的」は、自分のことはかえりみず他の物事や人のために尽くすことについて表す言葉であり、献身的に良く似ています。
「自分を犠牲にして」は、他のために自身の心身をお構いなしに尽くすことを表す言い方です。
「自分の利益をかえりみず」は、得られる儲けを意味する「利益」を用いて、利益のことを考えずに尽くすことを表します。
「身を捧げ」の場合は、神仏や目上の人にものを差し出す意味の「捧げ」を使い、自分を捧げて他に尽くすとの意味です。
まとめ
自らを犠牲にしてでも何かの物事や人のために尽くす行動が「献身的」なのでした。
スピーチや手紙の中で、人を褒めるときにも使うことができますが、その際は一体何に対して献身的かを明らかとすべきでしょう。
言い換えるなら「犠牲」を使う形などを考えてみてください。