ここでは「皆様の横顔に触れる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「皆様の横顔に触れる」とは?
「皆様の横顔に触れる」は、対象になる人たちの側面を伺う、という意味になります。
少し難しい解釈になるので詳しく説明すると、この「横顔」とは、その人の普段とは違う顔という意味になります。
それを側面と表しましたが、ビジネスシーンで付き合いのある相手であれば、その仕事で見せているものとは別の顔といった解釈になると考えてよく、それを伺える機会となるかも知れないといった意味で、「皆様の横顔に触れる機会となりましたら嬉しい限りです」といったような使い方をすることが多い表現になります。
「皆様の横顔に触れる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「皆様の横顔に触れる」を先の例のように使った場合、普段とは違う顔を見ることができれば嬉しいと言っています。
つまり、もっとその人たちと親睦を深めたいと考えて用いており、このようなそうできれば嬉しいという意味で使う場合や、「皆様の横顔に触れることができました」と、それができたといった用い方になることがほとんどです。
要は比喩的な使い方となっている表現で、あまり一般のシーンでも用いられておらず、その場の司会役などが多人数を前にして使うことが多いと考えていいでしょう。
「皆様の横顔に触れる」を使った例文
・『この機会に皆様の横顔に触れることができれば、こちらとしても嬉しいと思っております』
「皆様の横顔に触れる」の類語や言い替え
・『皆様の普段とは異なる一面を垣間見る』
このように使っても同じ意味になり、同様に「皆様の普段とは異なる一面を垣間見ることができましたら嬉しく思います」などと用いられます。
その「普段とは異なる一面」は「〜とは違う顔」と同義になり、その相手に思わぬ趣味があったり、そのようなことが得意なのかといったような内容になります。
まとめ
「皆様の横顔に触れる」は、「横顔」を「普段とは違う顔」と読み替えて使う表現になります。
よって、いつもの付き合いでは分からない(知らなかった)趣味や特技といったことがそれになり、それが分かれば、分かったといった用い方をする表現です。