この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご指定いただければ幸いです」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご指定いただければ幸いです」とは?
「ご指定いただければ幸いです」のフレーズにおける「ご指定」の読みは「ごしてい」で「人や時や所や事物などを、特にそれと指して決めること」を意味する言葉です。
次の「いただければ」は「もらう」の謙譲語の「いただく」に、仮定を表す言葉の「れば」が付けられたものです。
そして、最後の「幸いです」は、「嬉しい」の改まった表現の「幸い」に、丁寧語の「です」が付けられた表現です。
したがって「ご指定いただければ幸いです」のフレーズは「それと指して決めるてもらえれば嬉しい」といった意味の敬語表現となります。
「ご指定いただければ幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご指定いただければ幸いです」のフレーズは、相手の方に「人や時や所や事物などを、特にそれと指して決めてほしい」と少し遠回しにお願いする際に使われる表現です。
例えば、相手の方と会う日程を決める際に、「ご都合の良い日をご指定いただければ幸いです」と使ったり、また商品の発注を受ける際に、「カタログに記載の品番をご指定いただければ幸いです」等と使われます。
「ご指定いただければ幸いです」を使った例文
・『ご都合の良い工事日程をご指定いただければ幸いです』
・『カタログに記載の色から、どの色にするかご指定いただければ幸いです』
「ご指定いただければ幸いです」の類語や言い換え
「ご指定」の類語としては「ご指示」や、複数から選ぶ場合には「ご選択」や「ご選定」が挙げられます。
したがって、「ご指定いただければ幸いです」のフレーズは、「ご指示いただければ幸いです」や「ご選択いただければ幸いです」や「ご選定いただければ幸いです」と言い換えることができます。
また、もう少し丁寧な表現として「ご指定いただけますと幸いです」と言い換えることもできます。
さらに、ダイレクトにお願いする敬語表現の「ご指定いただけますでしょうか」や「ご指定いただけませんでしょうか」や「ご指定いただきますようお願い申し上げます」等と言い換えることも可能です。
まとめ
「ご指定いただければ幸いです」のフレーズは「それと指して決めるてもらえれば嬉しい」といった意味の敬語表現です。
相手の方に「人や時や所や事物などを、特にそれと指して決めてほしい」と少し遠回しにお願いする際に使われるフレーズです。