この記事では、「素晴らしいと思いました」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「素晴らしいと思いました」とは?
「素晴らしいと思いました」は、相手の言動に対して大変優れていると思ったことを伝える丁寧な表現です。
「素晴らしい+と+思いました」で成り立っている語で、「素晴らしい」は「群を抜いてすぐれている」という意味、「と」は接続助詞、「思いました」は動詞「思う」の連用形「思い」に、丁寧語「ました」が付いた語、全体で「群を抜いて優れていると思った」の敬語表現になります。
「素晴らしいと思いました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「素晴らしいと思いました」は、相手の言動や考えがひときわ優れていると思ったり、それにより深く心に感じ入った時などに使われます。
ほめ言葉ですのでビジネスでも使えますが、「素晴らしい」は日常でも使われる軽い言葉であることから、お世辞に思われる可能性もあります。
何がどう素晴らしいと思ったのかをきちんと説明することが大切です。
「素晴らしいと思いました」の正しい敬語表現
「素晴らしいと思いました」の正しい敬語表現は以下の通りです。
『素晴らしいと存じます』
「存じます」は動詞「思う」の謙譲語「存ずる」の連用形「存じ」に、丁寧語「ます」が付いた語です。
「素晴らしいと思いました」を使った例文
「素晴らしいと思いました」を使った例文は以下の通りです。
『部長のプレゼンテーションを聞いて素晴らしいと思いました』
部長のプレゼンテーションのクオリティが高く、感動したことを伝えています。
『そのアイデアは素晴らしいと思いました』
相手のアイデアを良いと思い、賛同することを伝えています。
「素晴らしいと思いました」の類語や言い替え
「素晴らしいと思いました」の類語や言い替えは以下の通りです。
『感銘を受けました』
「感銘(かんめい)」は「心に深く刻みつけて忘れないこと」という意味です。
『感服いたしました』
「感服(かんぷく)」は「深く感心して、尊敬・尊重の気持ちを抱くこと」という意味、「いたしました」は、動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形「いたし」に、丁寧語「ます」の過去形「ました」が付いた語です。
『流石でございます』
「流石(さすが)」は「評判や期待のとおりの事実を確認し、改めて感心する」という意味、「ございます」は動詞「ある」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」が付いた「ござります」の音変化です。
まとめ
今回は「素晴らしいと思いました」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
