物を見比べると、「類似点」に気付くことがあります。
この言葉はビジネスの中でも使われることがありますが、どんな使い方をするのか、どう言い換えたら良いかなどを確かめてみましょう。
「類似点」とは?
2つ以上の物同士を並べた時に見つけられる似た部分や、関連性が強いところなどを表す言葉です。
「類似点」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
新たに商品を作ったりものを分析をする際には、自社と他社の製品などの比較をすることがあります。
その物同士に似ていたり関連性がある部位があり、ある場面で話題にする時に「類似点」を用いるのが普通です。
類似点にはデザイン、色、性質、名称などが存在しますが、その物同士にどのような類似点があるのかは、明確にしたほうが伝わりやすくなります。
類似点と相違点の両面について見ていくほうが、より者同士の特徴を掴めるでしょう。
「類似点」を使った例文
・『並べてある品々の中から、類似点を探してまとめてください』
・『もし類似点があまりに多い場合は、問題があると言わざるを得ません』
「類似点」の類語や言い替え
「相似点」は、もの同士の性質や形などがよく似ていることを表す「相似」を使って同じような意味になります。
「共通点」は、2つ以上の物のどちらにも当てはまることを表す「共通」を用いて似たような意味とする表現です。
「類似する箇所(ヶ所)」は、ある部分についてを表す「箇所」を使った言い方となります。
「似通っているところ」の場合、類似を意味する「似通う」と、部分を表す「ところ」を併せて同じような意味にできるでしょう。
まとめ
物同士のなかで見つかる似た部分などを表す時に、「類似点」を使うことができます。
どんな物のどこが似ているかは、明確に示すことが重要です。
言い換え候補は多いですが、「相似点」「共通点」「類似する箇所」などを選んでみるのが適切でしょう。