「従いまして」は前に述べたことに対して結論を導き出す時に使われる言葉です。
今回はこの「従いまして」について詳しく説明していきます。
「従いまして」とは?
「従いまして」は動詞である「従う」の連用形である「従って」を丁寧にした言葉であり、仕事の会話やメールなど色々な場面で使われています。
この言葉の元となった「従う」は人の後についていくことや追うこと、続くこと、辿る、順応する、従事するなどの意味があります。
これとは別に「従って」には接続詞として使われる言葉であり、前の条件や物事の後に事柄が発生するという意味の言葉です。
「従いまして」はこの「従って」の意味をさらに丁寧にした言葉であり、物事の発生や前後、結論を導く時に使いいます。
「従いまして」は「遵いまして」と書くことが可能ですが、一般的には使いやすい「従いまして」の方を使います。
「従いまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「従いまして」は仕事のメールや会話などでよく使われる言葉であり、結論を導く時に使います。
「従いまして」は接続詞であり基本的に単独では使うことが不可能です。
「従いまして」を使う際には前述の事柄をしっかりと述べた後に結論を導く時や発表することが必要になります。
「従いまして」を使った例文
・『今回の商品は予約限定販売になります。従いましてご注文に関しては1人2個までとさせていただきます』
・『無料お試し期間は1か月となっています。従いましてその後は有料プランへと移行になりますのでご了承ください』
「従いまして」の類語や言い替え
「従いまして」の類義語には「つきまして」があり、こちらも仕事のメールや会話でよく使う言葉として有名です。
「つきまして」は「従いまして」と同様に結論を導く時に使う意味と、特定の事柄を示す時に使う意味があります。
「つきまして」はこの2つの意味があるので文脈から読み解く必要があるので、結論を導くことを表現したい場合には「従いまして」の方が適しています。
まとめ
「従いまして」は仕事のメールや会話などに使われる言葉であり、丁寧語なので上司や取引先の相手、お客様などに使うことが可能です。
「従いまして」の類義語には「つきまして」があり、どちらも色々な場面で使うことが可能です。