課題に対処する気持ちを伝える時には、「具体策を検討したいと思いますので」とのフレーズが使われます。
問題解決のためにも必須ですが、これの使い方などについては確かめておく必要があるでしょう。
「具体策を検討したいと思いますので」とは?
ある課題に対処をするための具体的な方策について、色々な面から考えていくことについて、相手に伝える時の表現です。
「具体策を検討したいと思いますので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事をしていれば色々な課題に直面しますが、具体的に方策を検討していかなければならない時があります。
そんな時に顧客や社内の人などにそれを伝える目的で「具体策を検討したいと思いますので」が使われることになるでしょう。
このフレーズに併せて、「しばしお待ちください」などの適当な言葉を繋げて伝える必要があります。
そして実際にどんな方策が良いのか、担当部署内で検討していく作業も重要です。
ただしこの表現は若干カジュアルなものであり、「検討したい」「思います」などは目上に対する敬語としては相応しい形ではないので、言い換えが必要となるかも知れません。
「具体策を検討したいと思いますので」を使った例文
・『具体策を検討したいと思いますので、しばしお時間をいただくことになりますが宜しいでしょうか』
・『問題に対しての具体策を検討したいと思いますので、近日中に会議の方で取り上げさせていただきます』
「具体策を検討したいと思いますので」の類語や言い替え
「具体策を検討させていただきますので」は、相手側の許可を得た上で恩恵を得る意味がある「させていただく」を使った、とても丁寧な言い方です。
「具体策を検討いたしますので」は、するの謙譲語である「いたします」を用いた、相手を敬う表現です。
「具体策を考えて参りますので」は、見当を「考え」とし、行くと来るの謙譲語の「参る」を用いた言い方になります。
また具体策のところについては、「具体的措置」「現実的対策」「改善策」「対応策」などに置き換えることも可能です。
まとめ
課題を解決していくための方策を考えることについて、人に伝える時に「具体策を検討したいと思いますので」が使われるのでした。
これは若干カジュアルな印象の表現なので適切な言い換えが必要な場合があります。
その時は「させていただく」「いたします」などを使ってみるのが良さそうです。
