就職活動の中では、「面接日時につきまして」とのフレーズをよく耳にします。
面接日時を決めることはとても重要なので、この表現の使い方や言い換えは確かめておきたいところです。
「面接日時につきまして」とは?
企業が求職者を採用するために行われる面接の、スケジュールに関する事柄を話題にする時の表現です。
「面接日時につきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある日に面接を行う場合には、前もって日時が決定されます。
そのスケジュールを企業側が求職者に伝える場合、あるいは求職者が企業に問い合わせるに際して、「面接日時につきまして」を用いることが可能です。
これを企業側が使う場合には、求職者に「お知らせします」と言って面接の日時を知らせることはもちろん、「都合の良い日を教えてください」など、いつの日時が良いかと質問する形にすることも適切でしょう。
一方で求職者が企業に使う場合には、「面接は何時行われますか」と質問する時に使える他、一度決まった面接日時について変更をお願いする目的で述べることも可能です。
「面接日時につきまして」を使った例文
・『それでは今度の面接日時につきまして、ご説明いたします』
・『すでに決定している面接日時につきまして、変更することは可能でしょうか』
「面接日時につきまして」の類語や言い替え
「面接日時のことでございますが」は、についてを表す「こと」、あるの丁寧語「ございます」を併せた相手に配慮した言い方です。
「面接日時に関しまして」は、つきましての意味がある「関しまして」を用いた表現となります。
面接の部分については、「採用面接」、「面談」、「仕事の面接」などを使うことも可能です。
採用側では、適否や優劣などを調べて決める意味のある「審査」も使われています。
「オーディション」の場合は、俳優、歌手、ダンサーなど芸能関係の面接に対して使われる、審査を意味するカタカナ語です。
日時の部分については、「日付と時間」「年月日」「開催日」などが適切でしょう。
まとめ
就職の面接を行うにあたり、開催のスケジュールについて話題にする時に、「面接日時につきまして」が使えるのでした。
これは企業側と求職者の両方が使うことができますが、使い方は異なっています。
丁寧に言い換えるならば「ございますが」の言い方にしたりと、工夫をしてみてください。
