ここでは「ご依頼させていただいた」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご依頼させていただいた」とは?
「ご依頼させていただいた」は、その相手にお願いしていた何かについて訊ねるために用います。
「先日ご依頼させていただいた○○の件ですが〜」のように、いつそれを行ったかと添えて、続けて「もう終わっていますか」などとして、その進行状況を確認するといった使い方をすることが多いです。
こちらからそれをお願いした場合に用いる表現になり、とても丁寧にそれについて聞きたいことがある時に使います。
ビジネスシーンでは他社が相手になると考えてよく、口語、文章のどちらでも用いられています。
「ご依頼させていただいた」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご依頼させていただいた」は、先のように、こちらからお願いしたことについての問い合わせに使われます。
「ご依頼させていただいた内容に少々変更点が出ましたので〜」といったように、それを少し変更したいと用いることもでき、「ご依頼させていただいた○○の件ですが、至急中止していただけますか」のような使い方をする場合もあります。
それに関して何かがあるという全般に対して用いられています。
少し崩して「ご依頼いたしました」としても意味は一緒なので、その形でもよく使われる表現です。
「ご依頼させていただいた」を使った例文
・『先週ご依頼させていただいた○○の件ですが、今週中には終わりそうでしょうか』
・『以前にご依頼させていただいた内容と一緒ですので、どうぞよろしくお願いいたします』
「ご依頼させていただいた」の類語や言い替え
・『ご依頼させていただきました』
「ご依頼させていただいた」を更に丁寧にしようと考えて、このように用いることがありますが、この使い方は二重敬語になり、間違いになるため注意してください。
より丁寧に言い替えるなら、「ご依頼申し上げました」とするとよく、こちらも主にビジネスシーンで使われています。
まとめ
「ご依頼させていただいた」は、こちらからしたお願いごとに関して、何かがある場合に使われています。
まず、いつその依頼を行ったのかと添えて用いられることが多く、続けてそれに関してどうこうと使う表現になり、とても丁寧な表現なので、ビジネスでは用いる相手は他社になると考えていいでしょう。
