この記事では「近日中にあらためて」について解説をします。
「近日中にあらためて」とは?意味
近いうちにもう一度、という意味です。
「近日」には近いうちという意味があります。
2〜3日程度を指すことが多いです。
「中」は範囲を区切るさまを表します。
「あらためて」はもう一度という意味です。
「近日中にあらためて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、近いうちにもう一度何かをするつもりであるときに用います。
何をするのかはこの後に述べます。
「近日中」は何日とはっきり指しているのではありませんが、多くの場合は2〜3日程度を指します。
しかし、人によって認識が違い、1週間程度と考える人もいます。
あいまいな表現なのです。
話し手と聞き手で認識が違ってしまえば、不都合が生じるでしょう。
たとえば、近いうちにあるものを提出すると伝えたとします。
話し手としては1週間ほどを考えていました。
ところが、聞き手は2〜3日のうちに提出をしてもらえるものと思っていました。
相手の方ではそのつもりで仕事を進めるはずです。
そのため、認識に違いが生じてしまうと、物事の進行などに支障がでてしまいます。
あいまいな表現は使わず、はっきりしているなら「○日」「○○日後」といった言い方をした方がよいでしょう。
はっきりさせれば、認識の違いによる不都合な事態を防げます。
「近日中にあらためて」を使った例文
・『近日中にあらためてお伺いします』
「近日中にあらためて」の返答や返信
この後に伝えられる事柄によって返答の内容が変わります。
近いうちに訪れたいという場合は、訪れてもらっても差し支えないのか、どうであるのかを伝えます。
こちらの都合がよい日を伝えておいてもよいでしょう。
あらためて連絡をするという場合は、連絡がくるのを待っていてください。
今すぐ情報を知らせて欲しいでしょうが、それが難しいのでこのように伝えています。
日にちをはっきりさせて欲しいときは、何月何日なのかを尋ねてください。
しかし、相手の方ではっきりしていないことがあり、何月何日と答えられない場合があります。
まとめ
この言葉は、近いうちに何かをするつもりであるときに用いるものです。
「近日中」ははっきりしない表現なので、日にちがはっきりしているなら何日と伝えた方がよいでしょう。