「ご落胆」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご落胆」とは? ビジネス用語

ここでは「ご落胆」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご落胆」とは?

「ご落胆」は、このように使う相手が気を落としていると思った時に、またはそうならないようにと用います。

その相手に不幸があったような時に、「どうかご落胆されませんよう」などと使われる表現で、その不幸に対して気を落とさないようにと言っています。

このような使い方は定型的なものとなるため、そこまで意味を気にすることはなく、葬儀の際や弔辞においてよく使われている用い方になります。

そうなることがないように、その様子だと察しているといったように、その相手を慰めるために使われている表現です。


「ご落胆」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご落胆」は、先のような不幸があった場合だけでなく、比較的大きな出来事において失敗をしてしまったといった場合にも使うことがあります。

その時にも、「ご落胆されませんように」のような使い方になり、長い時間を掛けて行ってきたことが全て無駄になってしまった、などといった時に、それを慰めるために用いられるという具合です。

そのような様子を見て、「とてもご落胆されているようでした」のような使い方をすることもでき、そういった用い方をした場合、とても気を落としている様子だったという解釈になります。


「ご落胆」を使った例文

・『この度は突然のことで、さぞかしご落胆のこととお察し申し上げます』
・『心中お察しいたします。ご落胆もいかばかりかと存じますが、どうぞご自愛くださいませ』

「ご落胆」の類語や言い替え

・『お力落とし』
「ご落胆」は、こちらに言い替えても同じ意味になります。

そのまま置き換えられることがほとんどで、どちらも丁寧な使い方のため、特に変わることはありませんが、相手に不幸があった場合に向いている表現になります。

その点から、頑張ってきたことが全て無駄になった、といったケースに使うにはあまり適していません。

まとめ

「ご落胆」は、気を落としている様子の表現です。

使われる場面として、このように用いる相手に不幸があった場合、またはその相手が力を入れてきたことが無駄になってしまったといった時に、その慰めの表現として用いられています。

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