「ようやく落ち着いたところです」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ようやく落ち着いたところです」とは? ビジネス用語

ここでは「ようやく落ち着いたところです」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ようやく落ち着いたところです」とは?

「ようやく落ち着いたところです」は、比較的大きな事柄が終わったため、ほっとしたといった解釈で使われる表現です。

例えば、オフィスの引越し作業を行っていて、それが終わったといったような時に使うもので、同時にやっと何か他のことができるようになったという解釈も含んでいます。

そのため、「ようやく落ち着いたところですので、次の作業に入れそうです」などという使い方をすることもできます。

このように伝える相手は、ビジネスではそれなりに連絡がある相手のことが多く、やっと他のことができるようになったと知らせるのが目的になります。

または、その事柄が終わるまで待っていて欲しいと先に伝えていたような時にはその報告となり、口語、文章のどちらでも用いられている表現です。


「ようやく落ち着いたところです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ようやく落ち着いたところです」は、ビジネス専用という訳ではなく、プライベートなシーンでも使われる表現です。

その時にも解釈は同様で、ようやくほっとしたという意味で引越し作業が終わった後や、冠婚葬祭といった大きなイベントがあった後などに使われるもので、ビジネスでの使い方とは少し違って単にその報告という場合が多いです。

特に葬式に絡んで使われることが多く、葬儀に参列してもらった人に対して一連のそれに関することが終わってやっとほっとしたという連絡になり、この時には同時に参列のお礼を伝えることが多いです。

「落ち着いた」という表現を使っているように、それまでは大変だったと言っているため、先のように比較的大きな事柄の後でないと使うべきではありません。


「ようやく落ち着いたところです」を使った例文

・『引越しの荷物も大分片付きまして、ようやく落ち着いたところです』
・『3日間行われたイベントも無事に終了し、ようやく落ち着いたところです』

「ようやく落ち着いたところです」の類語や言い替え

・『ようやく一段落しました』
こちらを使っても、ようやくほっとしたところだと表現することができます。

「一段落」としているので、完全に何かが終わったという訳ではない場合にも使うことができ、この後に「もう少しで全部終わります」などと続けることもできます。

尚、読み方は「いちだんらく」となり、「ひとだんらく」ではないので口語で使う場合には注意してください。

「ひとだんらく」と発音する人も少なくありませんが、「ひと休み」と混同してしまっている間違いで、正確には「いちだんらく」です。

まとめ

「ようやく落ち着いたところです」は、何かの事柄が終わったところで、それによってほっとしたという解釈になります。

ビジネスではそれなので次のことができるという意味で使われることが多く、よく連絡を取り合っている相手にそのような報告として用いられます。

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