相手の活躍を祈る文を作りたい時があります。
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」の使い方を見ていきましょう。
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」とは?
「お元気でご活躍」は健やかな状態で、多方面で活躍されている様子をあらわします。
年を重ねても年齢に負けない力強さを感じさせる、ポジティブな言い回しです。
「お喜び申し上げます」は相手の幸せな日々をうれしく思う、明るい心境を示しています。
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
久しぶりの同窓会。
恩師の先生にはなむけの言葉を送りたい、そんな時に使えるのが「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」です。
またビジネスシーンであれば、キャリアが上の大先輩、目上の方に用いていきます。
退職された方を招いての懇親会など、年が離れた方に用いていくと自然に聞こえるでしょう。
一方で「お元気でご活躍のことと」と入っているので、ご病気をされた方、入退院を繰り返されている方、治療中の方には使いにくいフレーズです。
元気はつらつとされている方に向けた表現なので、シーンを選んで用いていきましょう。
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」を使った例文
・『ますますお元気でご活躍のこととお喜び申し上げます』
・『第二の人生を迎えても、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます』
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」の類語や言い替え
似ている言い回しに「お元気でお過ごしのことと存じます」が挙げられます。
手紙の書き出しに用いられる表現で「紅葉が美しい季節、お元気でお過ごしのことと存じます」と書いていきます。
「寒さが厳しいこの季節、お元気でお過ごしでしょうか」とアレンジもできます。
このほか言い替えの表現に「ますますご活躍のこととお慶び申し上げます」があります。
「元気」という言葉は人を選ぶ言い回しなので、心配な時は省いてしまうとすっきり整います。
誰に対しても使える万能なフレーズなので、こちらも覚えておきましょう。
まとめ
「お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます」をお伝えしました。
適切な表現を知って、敬語の達人を目指していきましょう。