ここでは「お声がけさせていただきます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お声がけさせていただきます」とは?
「お声がけさせていただきます」は、そういう時には声をかけることがある、という意味で使われる表現です。
例えば、「当日会場でお見かけしましたら、お声がけさせていただきます」と用いた場合、その当日会場で見かけたら声をかけると言っています。
この使い方はこれといって当たり障りのない内容となっていますが、「禁止行為が確認された場合には、その場でお声がけさせていただきます」などと使うこともでき、その場における禁止行為を掲示するのと同時にそのような注意書きとしても用いられています。
「お声がけさせていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お声がけさせていただきます」は、何かを待っている人たちに対し、「順番にお声がけさせていただきます」と使われたり、「当選者には個別にお声がけさせていただきます」のような用い方をすることもできます。
最初の説明のように、何かその条件に合致した時には声をかけると言っている表現になるので、その解釈にさえ違わなければ、色々なシチュエーションで使うことができます。
語尾を少し変えて、「お声がけさせていただくことがあります」といった用い方もよくされており、何かの注意書きにする場合に向いている表現です。
「お声がけさせていただきます」を使った例文
・『館内は撮影禁止ですので、そういった行為が確認できた場合にはお声がけさせていただきます』
・『質問がありましたら挙手をお願いいたします。こちらから指名し、お声がけさせていただきます』
「お声がけさせていただきます」の類語や言い替え
・『お声がけさせていただきました』
この形にすると、何かがあって声をかけさせてもらったという使い方になります。
「失礼ながら、○○様だと思いましたのでお声がけさせていただきました」のように、それを行った理由と共に用いられるのが通例で、「〜いただきます」と同様にこちらも丁寧な表現になるため、そういった使い方をするべき相手に対して使われています。
まとめ
「お声がけさせていただきます」は、何かがあれば声をかける、という意味で使われています。
その条件と一緒に用いられるため、もしそういったことがあれば、のように注意として使われることも多い表現です。