ここでは「どうですか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「どうですか」とは?
「どうですか」は、どのような具合かという意味と、何かに対して肯定を求めて使う場合の2つの解釈がある表現です。
例えば、「車を修理したと聞きましたが、その後調子はどうですか」とした場合、修理が終わった後の車はどのような具合なのかと訊ねており、「今日帰りに一杯どうですか」のように用いた時には、帰りに飲みに付き合わないかと聞いています。
この後者の使い方は、話し方からそのような意味だと分かることがほとんどで、比較的軽い使い方になるため、文章ではあまり用いられません。
「どうですか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「どうですか」は、先のような2つの意味で使われていますが、文章ではどのような具合かの方で用いられることがほとんどです。
そちらは評価してもらいたいという意味にもなるので、「この修正案はどうですか」と使うと、その修正案をどう思うかと訊ねていることになります。
この表現を丁寧にすると「いかがですか」となりますが、いずれの使い方もこちらの表現に言い替えることができます。
しかしながら、元々軽い使い方になる「○日はどうですか」といったような用い方にはあまり適していません。
「どうですか」を使った例文
・『最近ゴルフの練習を頑張っていると聞きましたが、スコアの方はどうですか』
・『来週あたり、仕事帰りに食事でもどうですか』
「どうですか」の類語や言い替え
・『どうでしょうか』
「どうですか」を丁寧にすると、「いかがですか」となると書きましたが、こちらはそこまではいかないものの、多少丁寧になっている表現になります。
そのため、堅くなってしまう懸念から、文章では「いかがですか」まで丁寧にはしたくない場合に、または口語で「水曜日はどうでしょうか」などと、そちらの意味で少しでも丁寧にしようという使い方に向いています。
まとめ
「どうですか」は、何かがどんな具合なのか、その評価を求めるといった使い方と、それに対して肯定を求めて用いる場合があります。
後者は口語でなることがほとんどで、軽い使い方となるため、それなりに親交のある間柄において用いられている解釈です。