ここでは「ご利用いただけなくなり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご利用いただけなくなり」とは?
「ご利用いただけなくなり」は、この後に続ける文言によって、主に2つの使い方ができる表現です。
1つ目は、単に何かが使えなくなるという使い方で、「このままだとご利用いただけなくなります」のように用いられています。
そして、2つ目は語尾に「ますが」とつけて使う場合で、「このままだとご利用いただけなくなりますが、その時には更新手続きを行うことで〜」などと続けて用いられます。
こちらはこのように、そうはなるが、という流れで使うことになり、一時的にそうなってしまうものの、と続けて伝えたい場合に見られる用い方です。
「ご利用いただけなくなり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご利用いただけなくなり」は、先の2つの使い方がよく見られる表現ですが、その使えなくなる対象に特に制限のようなものはありません。
よって、期間を限定して使えるパスのようなものに、「期限が切れるとご利用いただけなくなります」と用いたり、使える回数が決まっているものを対象にして、「規定の回数を過ぎるとご利用いただけなくなります」のように使う例も多いです。
いずれの場合も、「ご利用いただけなくなりますが、追加ポイントを購入することで〜」といった流れにして用いることができます。
「ご利用いただけなくなり」を使った例文
・『こちらの割引クーポンは、本日○時をもってご利用いただけなくなります』
・『点検作業のため、当日はエレベーターが一時的にご利用いただけなくなりますが、そちらが終わり次第、順次運転再開予定です』
「ご利用いただけなくなり」の類語や言い替え
・『ご利用できなくなり』
少し崩した表現で、こう言い替えても意味は一緒です。
「ご利用いただけなく〜」の方が丁寧なので、無理にこのように使う必要はありませんが、上の例文の2つ目のように、多人数に対して用いる場合にはこちらの方が向いています。
まとめ
「ご利用いただけなくなり」は、何かが使えなくなるという意味になります。
単にそのように用いる場合と、そうではあるが、と続けて使うこともできるので、そちらで用いられていることも多い表現です。
その場合、一時的にそうなるが、という使い方がよく見られます。
