ここでは「ということもあり」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ということもあり」とは?
「ということもあり」は、そういうこともあるので、またはそうなっているので、という意味で使われる表現です。
例として、「発売期間が終了する前に売り切れになってしまうということもありますので、お早めにご購入いただくことをおすすめします」のように使うと、発売期間の終了を待たずに売り切れになることもあるので、早めに購入した方がいい、となる用い方です。
また、「明日は午後から外出ということもあり、今日中に色々とやっておきたい」と使った時には、明日は午後から外出することになっているので、今日のうちに色々とやっておかないと、と言っており、このような2つの解釈で用いられています。
「ということもあり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ということもあり」は、先のような2つの使い方ができる表現となっています。
どちらで使っているかの判断は、「○○ということもあり」の○○の部分から行うことができ、前述の例でも、それが「売り切れ」なら、「そういうこともあるので」の方だとすぐに分かります。
もう1つの「外出」の方も、「そうなっているので」と解釈する方が適切だと分かる使い方なので、こちらも間違えることはないでしょう。
また、前者の解釈の例として挙げた「〜ありますので」とした時には丁寧な使い方になると同時に、「そういうこともあるので」の方の意味で使っていると考えて構いません。
「ということもあり」を使った例文
・『あまり多いと無駄になってしまうということもあり、必要数だけに留めました』
・『今日は○○様がいらっしゃるということもあり、いつもより綺麗に掃除をしておくことにします』
「ということもあり」の類語や言い替え
・『という場合もあり』
この「場合」としても、「そういうこともあるので」の方の意味で使うことができます。
その解釈になる時にはどちらを使っても変わることがありませんが、「そうなっているので」とする時の言い替えには使えないので注意してください。
まとめ
「ということもあり」は、挙げたような2つの解釈で用いられています。
そのどちらなのかは簡単に判断することができますが、「そういうこともあるので」の時には「〜場合もあり」と言い替えることができるので、そちらを使うとより分かりやすくなります。
