「お元気にされていらっしゃいますか」というビジネス用語の「意味・使い方・正しい表現・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「お元気にされていらっしゃいますか」とは?
「お元気にされていらっしゃいますか」とは、「(病気・怪我などをせず)元気にしていますか」と尋ねることを意味しているビジネス用語です。
ただし、「お元気にされていらっしゃいますか」は「お元気にされている」と「お元気でいらっしゃいますか」を同時に使っている二重敬語なので正しい敬語表現とは言えません。
「お元気にされていらっしゃいますか」は、「お元気でいらっしゃいますか」などの適切な敬語表現に改める必要があるのです。
「お元気にされていらっしゃいますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お元気にされていらっしゃいますか」のビジネス用語は、「しばらく会っていなかった相手に、元気に問題なく暮らしていますか」と問いかけるかたちで使う使い方になります。
「お元気にされていらっしゃいますか」は、「相手の健康や生活の状態を気遣う丁寧な挨拶の言葉」として使われています。
使うときの注意点は、「お元気にされていらっしゃいますかは二重敬語なので正しい敬語に改める必要がある」ということです。
「お元気にされていらっしゃいますか」の正しい文章表現
「お元気にされていらっしゃいますか」は間違った二重敬語に当たります。
正しい敬語表現に改めると、「お元気でいらっしゃいますか」や「お元気にされていますか」になります。
「お元気にされていらっしゃいますか」を使った例文
・『半年ぶりにお会いできて嬉しいです。お元気でいらっしゃいますか』
・『昔、お世話になった第一営業部の○○様はお元気にされていますか』
・『昨年お目にかかったのですが、ご尊父様はお元気でいらっしゃいますか』
「お元気にされていらっしゃいますか」の類語や言い替え
「お元気にされていらっしゃいますか」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『元気にしていますか』
・『お元気でいらっしゃいますか』
・『お元気にされていますか』
・『変わりなくお過ごしでしょうか』
・『ご健勝でしょうか』
「お元気にされていらっしゃいますか」は二重敬語なので、正しい敬語に言い替えると「お元気でいらっしゃいますか・お元気にされていますか」となります。
シンプルな類語として、「元気にしていますか」もあります。
今までと変わりなく元気でいますかのニュアンスで尋ねたいときは、「変わりなくお過ごしでしょうか」の類語を使うと良いでしょう。
まとめ
「お元気にされていらっしゃいますか」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「お元気にされていらっしゃいますか」の意味・使い方・正しい敬語・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
