この記事では「なかなかできない」について解説をします。
「なかなかできない」とは?意味
簡単にはできない、すぐにはできない、という意味です。
「なかなか」には、物事が思っていたようには簡単に実現しないさま、予想した以上にという意味があります。
他にも、思っていた程度を上回るさまという意味もあります。
この意味では「なかなかすぐれた作品だ」のような使い方をします。
後に「できない」が続いているので、「なかなかできない」はこの意味で「なかなか」を用いているのではありません。
漢字で書くと「中中」です。
「ない」は打消しの表現です。
「なかなかできない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄が簡単にはできないときに使用をします。
「ない」で言葉を切ると目上の人に対してはやや失礼な言い方です。
「できません」「できないのです」などの形にした方が丁寧になります。
「ない」で言葉を切る言い方は、親しい人や目下の人に対するものです。
ある事柄ができないのは、話し手の場合もあれば、別の人の場合もあります。
たとえば、ある事柄を頼んだとします。
頼んだ事柄はそろそろ終わってもよいころなのですが、まだ終わっていないようです。
このようなときに、ぼやきとしてこのような言葉を言うことがあります。
この場合は、できていないのは他人です。
自分がある事柄に参加をして、普段は体験できないような経験をしたとします。
このようなさまを「なかなかできない体験をしました」といいます。
これは自分に関することです。
「なかなかできない」を使った例文
・『なかなかできないようです』
「なかなかできない」の返答や返信
何を話題にしているかによって返す言葉が変わります。
ぼやきの場合は、相手は返答を求めていないことがあります。
何か言葉を返すなら、相手の気持ちに寄り添うようなものがよいでしょう。
普段できない体験をしたという場合は、その体験がどういったものなのか詳しく聞いてみてはどうでしょうか。
いろいろと話してくれるはずです。
まとめ
この言葉は、簡単にできないさまを表すものです。
ある事柄を行うのが難しいとき、時間がかかるときなどに使われます。
丁寧な言い方ではないので、目上の人に対しては言葉遣いを変えた方がよいでしょう。
