「円滑」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「円滑」とは?
「円滑」は「えんかつ」と読み、物事が滑らかですらすらと滞りなく進むこと、また角がなく穏やかである様子を表す言葉です。
ビジネスで多用されるフレーズで、主に会議の進行や人間関係を表す際に使われます。
「順調」と同じような意味であり、同じように使うことができますが、「順調」は予定していた通りに進むというニュアンスが含まれており、「円滑」は邪魔が入らずスムーズであることを示すという違いがあります。
「円滑」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「円滑」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが会議を進行する議長に選出されたとします。
その際、始めの挨拶で「会議の円滑な進行にご協力ください」と呼び掛けたり、または会議の締めくくりに「会議の円滑な進行にご協力いただきありがとうございました」とお礼を述べたりして使用します。
「円滑」を使った例文
・『彼は円滑な性格で部下から慕われています』
・『仕事が円滑に進むようミーティングを持ちましょう』
・『職場で円滑なコミュニケーションを図るためお互いに挨拶をしましょう』
「円滑」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「スムーズ」や「順調」「滞りなく」などに言いかえできます。
「スムーズ」は殆ど同じ意味になりますが、性格やコミュニケーションには使われないので注意しましょう。
性格が穏やかなことを表す時には「温和」や「寛容」、「朗らか」「おおらか」など、コミュニケーションが上手くいっていることを表すには「活発な」「円満な」「良好な」などが使えますので相手とシーンによって使い分けましょう。
まとめ
このように「円滑」は、物事が滑らかですらすらと滞りなく進むこと、また角がなく穏やかである様子を表す言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。