この記事では、「大変安心いたしました」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「大変安心いたしました」とは?+
「大変安心いたしました」は、好ましい知らせを聞いて、心が落ち着いたことを伝える丁寧な表現です。
「大変+安心+いたしました」で成り立っている語で、「大変」は「程度がはなはだしいこと」、「安心」は「気にかかることがなく心が落ち着いていること」、「いたしました」は、動詞「する」の謙譲語「いたす」の連用形「いたし」に、丁寧語「ます」の過去形「ました」が付いた語、全体で「非常に心が落ち着いた」の敬語表現になります。
「大変安心いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「大変安心いたしました」は、うまくいくか分からなかったものごとについて良い結果を聞いたり、事故や災害が起きた際に相手の無事を確認したりした時に使われます。
気持ちが動転していることもあるでしょうが、連絡くれた人へ「ご連絡ありがとうございました」の一言を「忘れない様にしましょう。
「大変安心いたしました」の正しい敬語表現
「大変安心いたしました」の正しい敬語表現は以下の通りです。
『大変安堵いたしました』
「安堵」は「心配や不安が解消されて心が落ち着く状態」という意味で、より改まった表現です。
「大変安心いたしました」を使った例文
「大変安心いたしました」を使った例文は以下の通りです。
『無事に到着されたとのことで、大変安心いたしました』
事故や天候不良などで交通機関が滞っている時に、外出中の人を心配していたことを表します。
『システムが復旧したと聞いて大変安心いたしました』
システムが復旧して業務ができる状態になった時に使われます。
「大変安心いたしました」の類語や言い替え
「大変安心いたしました」の類語や言い替えは以下の通りです。
『気持ちが楽になりました』
精神的な負担がなくなり、落ち着いた様子を表します。
『不安が解消いたしました』
心配事が取り除かれて気持ちが落ち着いた様子を表します。
『ほっといたしました』
「ほっと」は口語的ですが、心配している気持ちが伝わる表現です。
まとめ
今回は「大変安心いたしました」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
