ここでは「旧来の使用方法で問題ございません」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「旧来の使用方法で問題ございません」とは?
「旧来の使用方法で問題ございません」は、何かの使い方について説明する際に使うことがある表現です。
その対象がそれまでにあった製品の後継にあたるもので、それまでのものと同様の機能がついているような場合に、「その部分につきましては、旧来の使用方法で問題ございません」のような用い方をされます。
その機能の使い方はそれまでの製品と変わらないと言っており、「旧来」は昔から変わらないことの表現になるため、この形の使い方ではそれまでの製品の場合と同じだという解釈でいいでしょう。
「旧来の使用方法で問題ございません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「旧来の使用方法で問題ございません」は、先のように、使用方法はそれまでと同じだという意味になる表現です。
よって、それに相当する以前の対象がある場合に使うことができ、新モデルに対し、この部分の操作は以前の製品の時と同じかといったような問い合わせがあった時に、そうだという意味で用います。
この後に「が」と続けて、「基本的に旧来の使用方法で問題ございませんが、1つ多くついているボタンは新機能のためのものです」などという使い方をすることもできます。
「旧来の使用方法で問題ございません」を使った例文
・『以前の○○をお持ちでしたら、そちらの操作は旧来の使用方法で問題ございません』
・『それにつきましては旧来の使用方法で問題ございませんが、ボタンの色が若干異なりますので注意してください』
「旧来の使用方法で問題ございません」の類語や言い替え
・『従来通りの使用方法で問題ございません』
この表現を使っても意味は同じなので、そのまま言い替えになります。
やはり、以前の同じような製品などと同様で構わないと言っており、何かの後継製品への問い合わせの際によく使われています。
まとめ
「旧来の使用方法で問題ございません」は、それまで通りの使い方で問題はないという意味になります。
そのような対象があってこそ使える表現となっており、それでいいのかなどという問い合わせがあった時に用いられることが多く、「旧来」は「従来通り」と言い替えて使うこともできます。