この記事では「突然のご報告になりますが」について解説をします。
「突然のご報告になりますが」とは?意味
前触れもない知らせだけれど、という意味です。
「突然」は、思ってもいなかったことが急に起こるさまをいいます。
前触れなしにある事柄が起こることです。
「ご報告」は「報告」を敬意を込めた言い方にしています。
「ご」を他人に対する行為を表す言葉につけると、その行為が及ぶ人に敬意を示す表現になります。
「ます」は敬意を表す語です。
「突然のご報告になりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手が予想をしていなかったようなことを述べるときに使用をします。
予想をしていなかったことを言われると驚きます。
相手を驚かせないように、突然なことを知らせるときは、このような言葉を使うとよいでしょう。
このように前置きをしおけば、「驚くようなことがこれから述べられるかもしれない」と心の準備ができます。
たとえば、結婚の報告をするときに使われることがあります。
結婚をすることになったので、上司に知らせることにしました。
この人は付き合っている人のことを誰かに話したことはなく、結婚する予定についても話したことがありません。
そのため、結婚をするとは上司は思っていなかったことでしょう。
前触れもない知らせなのです。
このような、前触れもなしに何かを伝える場面で使う言葉です。
予想されていたことを伝えるときには、このような言葉はあまり使いません。
「突然のご報告になりますが」を使った例文
・『突然のご報告になりますが、オフィスを移転することとなりました』
「突然のご報告になりますが」の返答や返信
何を伝えているかによって返答の内容が変わります。
結婚の知らせなどおめでたい事柄であれば、お祝いの言葉を伝えましょう。
突然言われて驚いたと思うので、驚きの気持ちを伝えてもよいです。
詳しい内容を知りたいときは、どういったことなのか尋ねてみましょう。
詳しく教えてくれるはずです。
ただし、プライベートなことの場合は深く尋ねないようにします。
まとめ
この言葉は、前触れもなく何かを伝えるときに用いるものです。
突然何かを言われた方は驚きます。
相手を驚かせないようにするためには、こういったことを前置きとして伝えておくとよいでしょう。
