行動にまつわる表現は、いくつかあります。
「行うとのことでしたが」の正しい使い方を見ていきましょう。
「行うとのことでしたが」とは?
この場合の「行う」は、実施することをいいます。
また「とのことでしたが」は「そうお聞きしていたはずですが」という意味があります。
「おこなうと聞いていましたが、どうされましたか」こうしたニュアンスを含んでいます。
「行うとのことでしたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
期日までに振込がなされていない時、あるいはお願いしていた資料が届かない時、どうしたものかと不安になるものです。
「行うとのことでしたが」は状況を尋ねる時の文です。
スケジュールのずれを確認する言い回しなので心得ておきましょう。
一方でこちらの勘違いで、このような文を送ってしまうと信用にヒビが入ることも。
先方に不快感を与えてしまうので日程に誤りがないか再確認して、ビジネスメールを送付するといいでしょう。
「お忙しいところ恐縮ですが」や「何かございましたら、お気軽にご相談ください」と付け加えて、高圧的なメール文を回避していきましょう。
「行うとのことでしたが」を使った例文
・『〇日に行うとのことでしたが、残念ながら確認ができておりません』
・『月末までに行うとのことでしたが、その後いかがでしょうか』
「行うとのことでしたが」の類語や言い替え
似ている表現に「実施されるとのことでしたが」があります。
言い替えの表現に「とお聞きしましたが」や「のご予定と伺っておりましたが」があります。
「本日15時までに納品のご予定と伺っておりましたが、いかがなさいましたか」と用います。
「お手伝いできることがございましたら、お申しつけください」と文を添えてあげると、さらに柔らかい言い回しになるでしょう。
まとめ
「行うとのことでしたが」を解説しました。
伝え方を見直していくと、ビジネスメールの表現も綺麗にまとまるもの。
正しい言い回しを学んで、敬語の達人を目指していきましょう。