「進捗状況はいかがでしょうか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「進捗状況はいかがでしょうか」とは?
「進捗状況はいかがでしょうか」とは、ビジネスの場において「業務における進み具合はいかがでしょうか」もしくは「事業についての捗(はかど)り加減はどのような状況でしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
業務を進めていく上では、自社の営業担当者と取引相手や得意先などの代表者との間でさまざまな事案について話をまとめたり、プロジェクトなどを共に推し進めていくシーンなどが散見されますが、その中である任務や作業などについて、計画通りに進んでいるか否かを確かめたい場合に用いられている言い回しです。
「進捗状況はいかがでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「進捗状況はいかがでしょうか」とは、「計画内容における進行状況につきましては現段階でどの程度完了しておりますでしょうか」ないし「現状ではすべての計画段階において、何パーセントほどが済んでおりますでしょうか」などという意味合いで使われている文言です。
関係各所と業務を分担して進めていく必要がある場面において、双方がそれぞれ担当している作業やミッションなどについて、ある時点でどの程度進んでいるか、または終了するまでどのくらいの時間が必要であるかなどについて確認したい場合に使用されています。
「進捗状況はいかがでしょうか」を使った例文
・『先般、弊社から発注させていただきました商品の出荷作業につきましての進捗状況はいかがでしょうか』
・『先週のことになりますが、御社が取り扱う予定の新しいサービスにおけるお見積り依頼をさせていただきましたが、その後進捗状況はいかがでしょうか』
「進捗状況はいかがでしょうか」の類語や言い替え
・『現状ではどの程度捗っておりますでしょうか』
・『現時点での完了予測についてご教示いただけますでしょうか』
・『現在、全体における何割ほどの作業が完了しておりますでしょうか』
まとめ
「進捗状況はいかがでしょうか」とは、ビジネスシーンにおいて「現時点ではあとどのくらいの対応時間が必要な状況でしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解しながら、その時の場面や状況などに合わせてそつなく使いこなすようにしましょう。