いつも自然と時間が経過して行くものですが、それに関連する表現に「過ごす時間」があります。
これを使うことにより、今やこれからの行動を説明することも可能です。
どのように使っていけば良いのかなどを、確かめてみて下さい。
「過ごす時間」とは?
何かの行動や日々の暮らしの中で時間を費やすことや、物事をそのままの状態にしておく状況などを表している言葉です。
「過ごす時間」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
24時間のあいだには、通勤、勤務、自宅でのんびり、食事、就寝などの様々な時間が存在しています。
それらの個別のひとときを、「過ごす時間」として言い表すことができるでしょう。
これはメールや挨拶など様々なところで使われます。
実際に用いる場合は、「家族と食事をして」や「ペットと一緒に」など特定の行動と併せて述べることが適切です。
またその過ごす時間について、「一番の楽しみだ」などのように、どのうように考えているかを述べることもできます。
ただこれは他者に用いる場合には敬意がこもっていないので、敬語の形に言い替える必要はあるでしょう。
「過ごす時間」を使った例文
・『忙しい仕事から帰って犬と一緒に過ごす時間が、もっとも癒されます』
・『あなたが新人として過ごす時間も、とても貴重な経験となるでしょう』
「過ごす時間」の類語や言い替え
「過ごされる時間」は、尊敬語の「される」の形とし、相手を敬う言い方となります。
「お過ごしになる時間」も、尊敬語の形で言い表したものですが、「お過ごしになられる」とすると二重敬語になってしまうので気をつけてください。
「過ぎる時間」は、時が移って変わる意味の表現です。
「過ごすひととき」は、しばらくの間を意味する「一時」を用いた言い方となります。
「送る時間」は、時間の経過の意味を持つ「送る」を使った言い方です。
時間の部分については、「間」「一刻」に言い替えることもできます。
まとめ
日々の行動のなかで過ぎ去って行くのが、「過ごす時間」です。
これは何かの行動や、考えと組み合わせた用法ができるでしょう。
しかし敬意がこもっていないので、言い替えることも必要かも知れません。
人に対して丁寧に言う場合は、「過ごされる時間」などの形を考えてみてください。