「ごもっともでございます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈
「ごもっともでございます」とは?
「ごもっともでございます」とは、ビジネスの場において「ご指摘いただきましたとおりでございます」または「仰っていることには完全に同意いたします」などという意味合いで用いられている表現です。
業務上で取引相手や得意先、あるいは自分の所属している企業の上役などに向けて「まったくもってご認識のとおりでございます」などというニュアンスで用いられており、相手の意見や考えなどに100%賛同する旨を伝えることができる言い回しです。
「ごもっともでございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ごもっともでございます」とは、「異存はまったくございません」ないし「正にそうだと思っております」などという意味合いで用いられている文言です。
業務上を執り行っていく中で、自分よりも目上の人や身分が上位の方などに対して賛同や合意などを示すことができる表現で、「ひとつも異議などはございません」もしくは「至極当然でございます」などというニュアンスで用いられています。
また、このフレーズを使う際には、もっともだと感じる具体的な根拠や背景、理由などについても触れておくことで、より信ぴょう性をもたせることができる文言です。
「ごもっともでございます」を使った例文
・『年始の勢いが少々落ち着いてきたところで販売店舗への客足が停滞してきたのは、ごもっともでございます』
・『ご指摘いただきました点につきましてはごもっともでございますので、速やかに改善したいと思っております』
「ごもっともでございます」の類語や言い替え
・『おっしゃる通りでございます』
・『100%完全に同意いたします』
・『少しも異存はございません』
まとめ
「ごもっともでございます」とは、ビジネスシーンにおいて「まったく同感でございます」ないし「ご認識には完全に賛同いたします」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、その時の場面や状況などに合わせて違和感のないように使いこなすようにしましょう。