使い方が分かりにくい表現もあるもの。
「取り入れ」の適切な使い方と事例を見ていきましょう。
「取り入れ」とは?
「取り入れ」は「とりいれ」と読みます。
日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われている日本語です。
「外から取って、内側に入れる」という意味合いがあるので、外部から新しい情報や物を受け入れていく時に使われています。
良いものを積極的に採用して、バージョンアップさせていくのが「取り入れ」といえるでしょう。
「取り入れ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
外にある素材を、内に迎え入れる時の表現が「取り入れ」にあたります。
例えばマニュアルや計画書を見ながら業務を進めて欲しい時に「こちらのフォーマットを取り入れながら」と使えます。
このほか「光を取り入れた」や「外気を取り入れた」というと、自然にあるものを活用しながら空間デザインを設計する時に活用できます。
また「意見を取り入れて」というと、お客様のクレームを自社の成長につなげていく姿勢を打ち出せます。
色々な使い方ができる言葉なので、賢く取り入れていきましょう。
「取り入れ」を使った例文
・『こちらのテンプレートを取り入れながら、業務を進めてください』
・『光を取り入れた、明るい空間にデザインいたしました』
「取り入れ」の類語や言い替え
似ている言い方に「お含みおき」があります。
「お含みおき」は相手にお願いする時に用いられる表現です。
心の中にしまっておくという意味があるので「お含みおきください」で「承知しておいてください」と理解を求める言い方になります。
このほか言い替えの表現に「ご参考」そして「意識した」や「活用しながら」があります。
「ご参考」は「ご参考までに」や「ご参考になれば幸いです」という使い方をします。
参考文献や資料を先方に送る時に使われています。
こちらの提案を、やわらかく伝えたい時に活用してみましょう。
まとめ
「取り入れ」を解説しました。
意外に奥が深いのが、日本語の世界です。
言葉の剣をうまく活用していきましょう。