ここでは「ご回答いたします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご回答いたします」とは?
「ご回答いたします」は、質問などに対して答えますという意味になります。
「3日以内にはご回答いたします」と使うと、3日以内にはそれに対して答えると言っており、「分かり次第ご回答いたします」とした時には、それが分かった後に答えると使っています。
「順次ご回答いたします」と用いると、順番に回答するという意味になり、「メールにてご回答いたします」などと、その連絡方法と共に使うことも多いです。
この表現としては、ただ答えると言っているだけですが、そのような色々な用い方をすることができます。
「ご回答いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご回答いたします」は、先のように、いつそれをする、このような条件になればそうする、またはどういった方法でそうするなどと使われている表現です。
実際の回答になる内容は問いませんが、「ご質問には基本的にご回答いたしますが、内容によってはそれが行えないこともあります」といったような使い方をしてもよく、その回答になる内容の前に「では、ご回答いたします」と用いる場合もあります。
丁寧な表現なので、回答の内容はともかく、この「ご回答いたします」自体は誰に対して用いても失礼にはなりません。
「ご回答いたします」を使った例文
・『その件につきましては、こちらでの調査が終わり次第ご回答いたします』
・『明日中にお電話、もしくはメールにてご回答いたします』
「ご回答いたします」の類語や言い替え
・『ご返答いたします』
この「ご返答」としてもよく似た使い方ができる表現になりますが、「回答」が何かへの答えになる内容という意味なのに対し、こちらはただ返事をするというだけの意味で用いられます。
よって、内容が答えにはならない場合でも問題なく、とりあえず返事だけはするという場合にも使える表現です。
まとめ
「ご回答いたします」は、何かに答えるという意味で用いられています。
丁寧にそのように伝えるために使う表現で、いつまでに、どのようになった時に、そういった方法で、などという用い方をよくされており、その回答になる直前に「では、ご回答いたします」といったように使っても構いません。