「鋭意調整中」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「鋭意調整中」とは?
「鋭意調整中」とは、ビジネスシーンにおいて「現状では前向きに調整作業に取り組んでおります」または「良い解決策について全力で模索している最中でございます」などという意味合いで使われている表現です。
元々は別の企業や組織などと共に同じ任務やプロジェクトなどを執り行っていく上では、係わっている関係者間で日々発生する数多くの問題点や欠陥などを修正しながら進めていく必要が出てきますが、それらのやり取りの中で相手に向けて「現在のところうまく解決できるように集中して対応しております」ないし「問題や不備などについてはどうにかしてクリアにするつもりでおります」などというニュアンスで使用されています。
「鋭意調整中」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「鋭意調整中」とは、「現況におきましては何よりもまず調整作業を実施しております」または「回答や結果などにつきましてはできる限り早めに出す所存でございますので、もうしばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている言い回しです。
業務や仕事などを進めていく上では、関係者間で協力をしたり、さまざまなコミュニケーションを図りながら執り行っていく必要が出てきますが、不備や欠点などにより計画をうまく進めることができない場合や、手直しが必要な事柄などについてはその都度適切な措置を講じながら取り組んでいかなければなりませんので、そのような場合には上記のフレーズを用いて解決策を探している旨や調整している段階である旨などを相手に伝えることができます。
「鋭意調整中」を使った例文
・『現在進めております事業における不具合や問題点などにつきましては、鋭意調整中でございます』
・『鋭意調整中でございますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします』
「鋭意調整中」の類語や言い替え
・『全力で取り組んでいる所存でございます』
・『可能な限り早めに解消したいと考えております』
・『状況を好転させるべくことを運んでいる最中でございます』
まとめ
「鋭意調整中」とは、ビジネスの場において「できる限り短い時間で調整が完了するように必死に取り組んでおります」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解しながら、その時の場面や状況などに合わせてそつのないように使いこなしましょう。
