縁にまつわる、粋な表現があります。
「ご縁を感じております」の意味と使い方を見ていきましょう。
「ご縁を感じております」とは?
この場合の「ご縁」とは、つながり、結びつき、不思議なめぐり合わせをいいます。
例えば名刺交換した方と別のイベントで顔を合わせるのも「ご縁」です。
神様が引き合わせてくれたような、間柄をいいます。
また「感じております」は「感じています」の丁寧な言い方です。
「めぐり合わせを感じています」このような解釈ができます。
「ご縁を感じております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
妙なことがきっかけで、商談がうまく進むことがあります。
担当者同士が同じ区に住んでいた、創業者と地域の交流会で会ったことがある、話の流れで「嘘みたいなエピソード」に触れることも。
人の手が介入していない、不思議なつながりを感じた時のひと言が「ご縁を感じております」にあたります。
明るい意味があるので、相手の方と今後もいいお取引をしていきたい時に取り入れていきましょう。
一方で何かにつけて「ご縁を感じております」というと、しつこく思えます。
「ご縁」は「恋愛の縁」も含んでいるので、とくに異性の担当者の方にお伝えする際は配慮しておきましょう。
「ご縁を感じております」を使った例文
・『社長同士が同じ街の出身ということもあり、ご縁を感じております』
・『温かいご縁を、とてもありがたく感じております』
「ご縁を感じております」の類語や言い替え
似ている言い方に「せっかくのご縁なので」があります。
ありがたい申し出があった時に「いい機会なので」と言いたい時に使います。
「せっかくのご縁なので、出席させていただきます」と使います。
言い替えに「これも何かのご縁だと思いますので」や「ぜひ今後とも、末長いお付き合いをよろしくお願いいたします」があります。
まとめ
「ご縁を感じております」を解説しました。
正しい意味と使い方をマスターして、明日の業務に役立ててください。