「如何お過ごしでしょうか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「如何お過ごしでしょうか」とは?
「如何お過ごしでしょうか」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「その後はお元気にしておられますでしょうか」あるいは「お変わりなくお過ごしのことと存じますが」などという意味合いで使われている表現です。
ある時点において少々疎遠になってしまっているビジネス上で係わりのある取引相手や得意先などに向けて、近況を尋ねたり、仕事や職務などの状況を確かめる必要がある場合などに用いられている文言です。
「如何お過ごしでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「如何お過ごしでしょうか」とは、「しばらくご連絡が途絶えてしまっておりましたが、ご健勝にてお過ごしのことと存じます」ないし「いよいよご発展のご様子かと存じております」などという意味合いで用いられている表現です。
ビジネスを執り行っていく上では、自社に所属している営業部員が取引先や顧客などとさまざまなコミュニケーションを図りながら目の前の仕事や作業などをこなしていきますが、関係者と一定期間において連絡を取ることができなかったり、相手の現在の状況を知りたい場合などに用いられている言い回しで、併せてこちら側の状況や事情などについても簡潔に触れておけば、その後の展開もスムーズに流れていくでしょう。
「如何お過ごしでしょうか」を使った例文
・『前回行われました共同事業が終了してから少々時間が経過しておりますが、その後は如何お過ごしでしょうか』
・『新年のご多忙な時期も少し落ち着いたこととは存じますが、最近は如何お過ごしでしょうか』
「如何お過ごしでしょうか」の類語や言い替え
・『お変わりなどはございませんでしょうか』
・『お仕事や業務などにより立て込んではおりませんでしょうか』
・『体調や具合などはいかがでしょうか』
まとめ
「如何お過ごしでしょうか」とは、ビジネスの場において「その後の状況につきましては問題などはございませんでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。
