ここでは「審議の結果」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「審議の結果」とは?
「審議の結果」は、何かについて論議した結果という意味になります。
言葉の意味としてはそうなりますが、実際には疑わしいことがあった時に、実際のところはどうだったのかという論議を行った後の結果に対して用いることが多いです。
そういった場合ではなく、ある議題について話し合った結果という使い方にはこちらより、「協議の結果」とした方が向いています。
意味としては同様ながら、そういった場合には「審議」よりもこの「協議」とする方が合っており、ビジネスシーンではほとんどそちらが用いられています。
「審議の結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「審議の結果」は、先のように、疑わしい部分が出てきた時によく使われており、例として、スポーツにおける判定に用いられる場合が挙げられます。
それについて審判がビデオ判定などを行い、その結果とすると伝える場合に「審議の結果、今のプレイについては特に問題は無かったという判定とします」といった使い方が見られます。
「審議」という言葉自体、「これは審議になる」や「審議するべきだ」などと、そういった判定が行われるだろう、それをするべきだろうといった使い方をされており、その結果が「審議の結果」になります。
「審議の結果」を使った例文
・『審議の結果、今のプレイについては特に問題がないという判定になります』
・『この審議の結果には納得がとてもいかない』
「審議の結果」の類語や言い替え
・『審査の結果』
同じ「審」の字を使っており、何かについて判定を行った結果という意味で用いられている表現です。
合格か否かといった判定や、点数をつけるそれに対して使われることが多く、そういった時には「審議の結果」、先に挙げた「協議の結果」などの類語も含めてこちらが一番向いています。
まとめ
「審議の結果」は、何かしら怪しい部分があった時に、その判定を行った結果といった使い方をするために用いられています。
意味としては何かについて論議をした結果となりますが、特定の議題についての場合には「協議の結果」の方が適しているため、そちらが用いられることが多く見られます。