「運びと相成りました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「運びと相成りました」とは? ビジネス用語

何かの物事が決まったことを伝える表現には、「運びと相成りました」があります。

しかし「運び」「相成り」の意味が良くわからないと、使いづらい表現です。

意味は何か、どう使うかなどを確かめてみましょう。

「運びと相成りました」とは?

ある物事を進めて行くことが決まった件についてを、人々に報告するための丁寧な表現です。

「運び」は物事の進み具合、「相」は、決定したことを強調する意味があります。


「運びと相成りました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

会社や個人として大きな動きがあった時には、人にそれを伝えることが重要です。

その時に「運びと相成りました」を用いて報告できるでしょう。

例えば社長就任や出店などの重要な報告の中や、スピーチの時にこれが使われがちです。

その際にはどんな物事を進めることに決まったのか、「海外進出する」のようにはっきり示すことが必要となります。

これは実際のところ、「運びとなりました」と言っても意味は同じです。

しかし「相」を付けて相成りましたとすることにより、その物事の進み具合を強調する効果が生み出され、しかも改まった印象にすることができます。

ただし日常の些細な物事に用いたりすることは、違和感しかないので気をつけましょう。


「運びと相成りました」を使った例文

・『弊社はこの度、海外進出をする運びと相成りました』
・『私が支店長に就任する運びと相成りましたこと、ご報告いたします』

「運びと相成りました」の類語や言い替え

「ことが決定いたしました」は、物事がはっきり決定したことについて、へりくだって言う表現です。

「ことになりました」は、物事がそう決定したことを表しています。

「ことが決まりました」は、未定だったものをはっきりさせるとの意味です。

「状況に至りました」は、ある特定の様子に達したことを表します。

「運びになりました」は、物事を進めていくことが決定したとの意味です。

まとめ

ある物事が決まったと報告するにあたり、「運びと相成りました」を用いることができます。

これは「相成り」で強調し改まった言い方にできることを、覚えておくと良いです。

何が決まったかを具体的に示すことが重要です。

また「ことが決定いたしました」など、相手を敬う形の言い換えも覚えておくと良いでしょう。

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