ここでは「ご丁寧に説明いただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご丁寧に説明いただき」とは?
「ご丁寧に説明いただき」は、何かの説明が丁寧なものだったというお礼を伝えるための表現です。
「とてもご丁寧に説明いただき、ありがとうございました」といったような用い方になり、続けて「お陰でよく分かりました」のように続けることも多く、この使い方はその相手から直接説明を受けた場合になります。
このように使う相手とは別の誰かからの説明がそうだったと用いる時には、「○○さんからご丁寧に説明いただき〜」のような使い方をするので、すぐにそちらで用いていると分かります。
「ご丁寧に説明いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご丁寧に説明いただき」は、基本的にはそのような丁寧な説明を受けたことへの感謝や、そのお陰でよく理解できたなどと伝えるために用いられますが、語尾に「ましたが」と続けると、「ご丁寧に説明いただきましたが、今ひとつ理解できないところがありまして〜」といったように使うことができます。
この場合にも、説明自体は丁寧だったと言っており、もう少し説明が欲しいと続けるとしても、そのように述べやすくなります。
口語、文章は問わない表現なので、直接説明を受けた直後に使うこともよくあります。
「ご丁寧に説明いただき」を使った例文
・『こちらが分からなかった部分をご丁寧に説明いただき、ありがとうございました』
・『色々とご丁寧に説明いただきましたが、内容が多すぎて一度では理解できませんでした』
「ご丁寧に説明いただき」の類語や言い替え
・『ご丁寧にご説明いただき』
「説明」にも「ご」とつけた使い方で、こちらにした方が丁寧になるものの、「ご」を続けることになるので、無理にこのように用いる必要はありません。
もちろん間違いではありませんが、特に口語で使う時にはしつこく聞こえてしまうので、あまりこのようには使いません。
まとめ
「ご丁寧に説明いただき」は、何かについて丁寧な説明を受けたという意味で用います。
そうしてもらったことへの感謝や、それによってよく分かったと使われたり、そうとはしてもらったものの、まだ今ひとつ分からない部分があるといった用い方をしてもよく、どのように使ってもその説明自体は丁寧だったと言っています。