ここでは「受け取らせていただきたい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「受け取らせていただきたい」とは?
「受け取らせていただきたい」は、何かをすすんで受け取りたいという意味になります。
そうしたいので用いる表現になり、「そちらは私に受け取らせていただきたいと思います」とすると、自分がそれを担いたいと言っており、そういった役目を誰にするか決める時によくこのように使われています。
少し違う用い方として、それをもらいたいという解釈で「是非とも受け取らせていただきたいと思います」のように使うこともあり、こちらの場合にはそれをもらいたいという意味で、是非それが欲しいと言っています。
「受け取らせていただきたい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「受け取らせていただきたい」は、先の例のように、この後に「と思います」、「と思っております」などと使うことが多いですが、そういった用い方は「受け取らせてください」と少し崩して用いることもできます。
こちらを使っても、「それは私に受け取らせてください」とすれば、自分がその役目を担いたいという用い方になり、「是非とも受け取らせてください」とした時には、是非それが欲しいと用いています。
そちらでも丁寧な表現になりますが、それ以上の形で使いたい時にこの「受け取らせていただきたい」と使われています。
「受け取らせていただきたい」を使った例文
・『授賞式では、賞状などは代表して私に受け取らせていただきたいと思います』
・『そのような賞をいただけるのであれば、喜んで受け取らせていただきたいと思っています』
「受け取らせていただきたい」の類語や言い替え
・『拝受させていただきたい』
丁寧にした形になり、「受け取らせていただきたい」を是非もらいたいと使う方の言い替えになります。
ですが、「謹んで拝受させていただきたいと思います」といったように堅く用いる表現になるため、上の例文の2番目になる何かの賞をもらう時などに、より丁寧に使いたい場合に向いています。
まとめ
「受け取らせていただきたい」は、何かを受け取る際に、それをすすんで行いたいと考えて使う表現です。
そういった役目を担いたいという用い方と、喜んでもらいたいといった解釈で使われており、少し崩すと「受け取らせてください」となり、そちらの形でもよく用いられています。