「ご機嫌麗しゅうございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご機嫌麗しゅうございます」とは? ビジネス用語

この記事では、「ご機嫌麗しゅうございます」の使い方について分かりやすく説明していきます。

「ご機嫌麗しゅうございます」とは?

「ご機嫌麗しゅうございます」は、相手の体調や気分を気遣う挨拶の言葉です。

「ご機嫌+麗しゅう+ございます」で成り立っている語で、「ご機嫌」「ご」は美化語の接頭辞、「機嫌」「快・不快などの感情・気分」「麗しゅう」は形容詞「麗しい」の連用形「麗しく」も音変化で「機嫌・顔つきが晴れ晴れしている様子」という意味、「ございます」は動詞「ある」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」が付いた「ござります」の音変化、全体で「気分は晴れ晴れとしている」の敬語表現になります。


「ご機嫌麗しゅうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご機嫌麗しゅうございます」は、挨拶の言葉として相手の様子を気遣う時に使われます。

ご機嫌うかがいの言葉ですので、通常最後に疑問の意味の終助詞「か」を付けて、「ご機嫌麗しゅうございますか」と使われることが多くなります。

また、相手と別れる際に「お元気で」という挨拶の言葉として使われる場合、「ご機嫌麗しゅう」と使われることもあります。


「ご機嫌麗しゅうございます」を使った例文

「ご機嫌麗しゅうございます」を使った例文は以下の通りです。

『ご無沙汰しておりますがご機嫌麗しゅうございますか』

長期間会っていない人と再会した際の挨拶の言葉として使われます。

『ご家族の皆様ご機嫌麗しゅうございますか』

相手の家族の様子を気遣う挨拶の言葉です。

「ご機嫌麗しゅうございます」の類語や言い替え

「ご機嫌麗しゅうございます」の類語や言い替えは以下の通りです。

『ご機嫌いかがですか』

「いかが」「如何」と書き、「どのよう」という意味、全体で「気分はどのようか」の敬語表現になります。

『お元気でいらっしゃいますか』

「いらっしゃいますか」「ある」「いる」の尊敬語「いらせらる」の音変化「いらっしゃる」の連用形「いらっしゃり」に、丁寧語「ます」+疑問の終助詞「か」が付いた「いらっしゃりますか」の音変化です。

全体で「元気でいるか」の敬語表現になります。

『いかがお過ごしでしょうか』

「お過ごし」「お」は尊敬語の接頭辞、「過ごし」は動詞「過ごす」の連用形、「でしょうか」は丁寧語「です」の未然形「でしょ」に、推量の意味の「う」、疑問の終助詞「か」が付いた語、全体で「どのように暮らしているだろうか」の敬語表現になります。

まとめ

今回は「ご機嫌麗しゅうございます」について紹介しました。

意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。

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