この記事では、「確認なのですが」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「確認なのですが」とは?
「確認なのですが」な、相手に確かめたいことがあると伝える丁寧な表現です。
「確認+なのです+が」で成り立っている語で、「確認」は「不明なことをはっきり確かめること」、「なのです」な断定の意の助動詞「なのだ」の丁寧語、「が」は逆接の意の助詞、全体で「はっきり確かめるのだが」の敬語表現になります。
「確認なのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「確認なのですが」は、用件を述べた後で、相手に確かめておきたいことがある時に使われます。
何度も同じことを聞くのは失礼にあたるとは思いますが、通常と違う事柄がある場合は、念の為にもう一度確かめておいた方が良いでしょう。
丁寧語が使われていますので、会話で使う分には問題ありませんが、メールなどで使う場合はより丁寧に言い換えましょう。
「確認なのですが」の正しい文章表現
「確認なのですが」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『確認したいことがございます』
「ございます」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」が付いた「ござります」の音変化です。
「が」で続けるよりも、一度文章を区切った方が言葉に余裕が出てより丁寧に聞こえます。
「確認なのですが」を使った例文
「確認なのですが」を使った例文は以下の通りです。
・『確認なのですが、納品希望日は今月末とのことでよろしいでしょうか』
・『確認なのですが、原材料はどちらのものを使用されていますか』
・『確認なのですが、弊社に入社した際に希望の職種はありますか』
「確認なのですが」の類語や言い替え
「確認なのですが」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『確認してもよろしいでしょうか』
・『確認したく存じます』
・『確認させていただきますが』
まとめ
今回は「確認なのですが」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
